『この記事で一発解決』彫り師が教えるタトゥーで入れる文字の決め方選び方を紹介。海外アーティストはなぜその文字を選んだのか?みんなどうやって決めたの?そんな疑問や悩みを解決できる内容となっています。
なぜ文字を入れるのか、意味はあるのか?
なぜ色や絵のタトゥーを入れないで文字にしたの?
タトゥーを褒められた後、大体このセリフを言われることが多い。
なぜ?
と言われても困るのが正直なところ。私はこの文字が、言葉が好きだからだ。自分自身を表す記号であり、モチーフであり、絵ではないこの文字の他に自分を表現することができないだけだ。
恋したことあるだろ?
一目惚れ、それと同じだと思う。
他のタトゥー愛好家も同じ(もしくは逆)のことを言うと思う。
意味…は、ないんだと思う。
文字だって絵だって、同じタトゥーだ。
レタリングタトゥーは文字の刺青ってだけだ。
だからここではこうまとめる。
「意味を聞くだけ無粋」
「好きだから」それ以外はないと思う(多分)
ぱっと見怖いのは自覚しているからさ、無理して俺のタトゥーに興味を持つ必要なんてないんだよね。
アイドルのTシャツ着ているだけで会う人会う人「そのTシャツ着ている意味は?」って毎日何人にも聞かれてみろよ、初めだけよ、笑って答えてるの。今では適当な答え決めるしね。相手にもよるけど。
——–タトゥーを入れた友人との会話より
腕周りに綺麗なタトゥーをたくさん入れている友人ですが、意味を聞いたら「好きだから」で終わってしまいました。
そりゃそうです。
どんな人にだって理由はあっても気楽に話したくない人もいれば、友人のように聞かれすぎて辟易している場合もあるようです。
そんな彼らの共通している「そのレタリングタトゥーを入れている意味は?」の答えは「好きだから」それ以上も以下もないようです。
でも安心してください、世界各国のタトゥー初心者がせっかくの大冒険「タトゥー文字」を入れるためにはどうすればいいの?という疑問に答えられるようにさまざまな「タトゥー文字」の決め方と選び方を紹介していきます。
タトゥー文字の決め方と選び方
海外のタトゥーアーティストはどんな理由で文字を選び、デザインを決めているのか気になりますよね?
タトゥーの文字の選び方は掘り下げるとかなり大量の素材が出てきて迷うかもしれないので海外のタトゥーアーティストや愛好家は『どうやって文字を決めるのか?』を先に紹介していきます。
『座右の銘』自分にとって大切な言葉から選ぶ
レタリングタトゥーで一番の人気は名言や格言です。
座右の銘は自分が生きていく上で大切にしている言葉なので、レタリングタトゥーにはピッタリですね。
自分の好きな有名人の言葉や格言はとても特別なものですね。
レタリングタトゥにすれば自分だけの宝物になるのではないでしょうか。
タトゥーの『定番の言葉やスラング』で選ぶ
外国の「タトゥーの定番の言葉」や「スラング」をレタリングタトゥーとして入れるのもとてもおしゃれでおすすめです。
例えば定番の言葉としてBelieve(信じる)やDream(夢)などの単語があります。
「Have Faith(信念を持て)」のような短い言葉も人気があります。
最近では若者の言葉であるスラングを取り入れて、流行りのかっこいいレタリングタトゥーにする人もいます。
『好きな曲の歌詞』
自分が好きなアーティストの歌詞や、お気に入りのフレーズは特別感があって自分にとって素敵なタトゥーになりますね。
有名なフレーズを入れる場合は『アーティストを敬愛している』という意味も含まれるので注意が必要、問題がないのであればアーティストの名前やロゴマークと組み合わせるのもおすすめ。
『自分の好きな言葉を翻訳』してみる
自分で考えた言葉もとてもオリジナリティがあっていいと思います。
漢字やひらがなで表現するほかに、翻訳アプリやソフトを使って外国語に変換したレタリングタトゥーも良いですね。
パッと見た時に他の人に意味が分かりにくい、自分だけのタトゥーになるのもいいですね。
ただ翻訳アプリやソフトの種類によっては、ニュアンスがうまく伝わらないような文章になってしまう場合もあるので注意が必要です。特にGoogle翻訳は精度は低いので使わないほうがいいです。
個人的に無料でほぼ完璧な日本語に翻訳してくれるので『DeepL翻訳』を使うのがおすすめ。使い方はGoogle翻訳と同じでアプリダウンロードなども必要ないのでブックマークしておくといいですよ
『文字数』で決める
タトゥーを入れる位置によっては、文字数が多いと長くなってしまって入りきらない場合もあります。
文字数や文章の長さで言葉を決めるのもおすすめ。
山本キッドさんのように大胆に大きいフォントで一文字ずつ好きな言葉を徐々に入れていくのもかっこいいですね。
他の言語にしてみる
英語ではちょっと意味がすぐに分かってしまって恥ずかしいという場合もありますね。
こういう場合はフランス語やスペイン語など他の外国語に翻訳してみると、意外とかっこいい言葉が見つかるかもしれません。
今まで全く触れたことのない外国語を使ってみるのも新鮮でおすすめです。
少し考えるのが面倒だなと思ったのならこちらの記事でさっさと好きな文字や文章を見つけてしまうのが一番です↓
世界で愛される名言・格言100選
『フォント・書体デザイン』を決める
同じ言葉でもフォントや書体によってイメージが大きく変わります。
同じようなデザインのフォントに見えても、それぞれの味によって全く違う顔を見せるのでレタリングタトゥーにする場合はしっかりと『どんなフォント、書体デザインにするか』がとても重要になります。
大文字、小文字の組み合わせや太文字にするなどの変化をつけることもできるのがレタリングタトゥーの面白いところ。
以下では代表的なレタリングタトゥーで使われるフォントを紹介しています。
『筆記体』文字デザイン
流れるように連なった筆記体は、線画のようでとてもおしゃれな感じがします。
筆記体も色々な種類がありますが、細めや太め、強弱のつけ方によってもイメージがずいぶん違います。細くて華奢な筆記体は流れるようで繊細な印象を受けます。
強弱のついた太目の筆記体は重厚感を感じるレタリングタトゥになります。
この画像の意味を知りたい場合はこちらの記事をどうぞ↓
『手書き風』文字デザイン
手書き風のフォントによっては、ラフに横に広がっているものもあって文字の幅を調節するのにもとても便利です。
手書き風の筆記体は一言で「自由にデザインした文字」なので正直自分が理解できればそれでいいんです。個性的なものだとスペルがわかりにくくて自分だけに分かる特別な雰囲気のタトゥーにすることもできます。
『細い均等に配置された』文字デザイン
細いアルファベットのフォントも、ブランドのロゴのようで今どき感があってとってもおしゃれです。タイプライターで直接打ち込まれたようなデザインを見るとシンプルイズベストで美しさすら感じさせますね。
ただ線が細く消えやすいので注意が必要です。
『太いフォントや丸いフォント』デザイン
太いフォントはとても目立つので、はっきりとアピールしたいレタリングタトゥーのデザインに向いています。
しっかりとインクを入れることができるため、色がきれいに出るのと長持ちするのもおすすめのポイントです。
文字の間隔と丸みによっては、ハードなイメージとソフトなイメージに変わるので言葉の意味にあったフォントをセレクトするのもいいですね。
『ブラックレターフォント』
カリグラフィーのようなブラックレターはとてもインパクトがあって、イニシャルにしてもとてもおしゃれです。
文字の組み合わせや文字の間隔によっては、一目で分かりにくいデザインにすることもできるので自分だけに分かる特別なタトゥにすることもできます。
『オールドスクールフォント』
タトゥーの定番のオールドスクールは塗りつぶす場所や塗りつぶす量、グラデーションに変たりといろいろなデザインを楽しむことができます。私もよく落書きで教科書の数字や英語に線を一本引いて極端な太さや細いデザインを生み出していましたが、実はこのフォントはオールドスクールフォントと呼ばれる立派なデザインフォントだったようです。
自分でデザインする楽しさのあるフォントです。
まとめ:タトゥー文字にも意味があり面白い
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